日本酒好きの皆様こんにちは。
突然ですが、いま日本一売れている日本酒はどの商品かご存じでしょうか。
流行りの日本酒は、入手困難でとても高価なイメージですよね。その流行を先取りして、今のうちからその日本酒を飲んでみたいと思いませんか?
今回は、僕個人が勝手に流行るであろう日本酒を2つ紹介します。
(といっても、すでに人気商品ではあるんですけれど。)
【長崎県 森酒造場】飛鸞
まずはこちら。
長崎県平戸市にあります、森酒造場の「飛鸞(ひらん)」です。
写真はHIRANにこまる、という商品です。にこまるというのは、長崎県で生産されている飯米です。
酒米についてはまた別の機会に説明しますが、簡単に言うと、日本酒の原料になる米は、普段私たちが口にするものではなく、日本酒用に作られているのです。
しかし飛鸞は、5代目の蔵元が長崎を代表するにこまるという飯米を使用しようと決意し、このHIRANにこまるが作られたということです。
飯米を使用していますので、食中酒なのですが、味わいは柑橘類を思わせるような、しっかりした香りも感じます。
HIRANは他にも様々な種類があります。
個人的な感想ですが、まず、ラベルがかっこいいです。ラベルって大事な要素でもあると思うのです。
飛鸞の蔵元、森雄太郎氏はまだ30代。次世代の日本酒シーンを牽引していくこと間違いなしです。
HIRANシリーズはいつか入手困難になると思います。今のうちにご賞味ください。
【新潟県 阿部酒造】★シリーズ
続いて、新潟県の阿部酒造から、★スターシリーズ。
まず、この阿部酒造の面白いところが、日本酒が3シリーズあるんです。
・ あべシリーズ
6代目が立ち上げた新ブランドあべシリーズ。定番のお酒のイメージ。
・ スターシリーズ
日本酒の味わいや香りの幅を知ってもらうため、従来の製造方法に手を加えて作られた凝った日本酒。
星の名前がつけられている。
・ 圃場別シリーズ
レシピは統一して、田んぼの違いで味の差を出すという、ブルゴーニュのワイン醸造を彷彿させるおしゃれなシリーズ。
阿部酒造のお酒はどれもおいしいですが、初心者向に攻めてほしいのは、スターシリーズです。
日本酒ってこんな味が出るのか、こんなに幅が広いのか、と改めて知っていただきたいのです。
ちなみに、阿部酒造6代目の阿部裕太氏もまだ30代。丁寧でかつエッジの効いた日本酒作りは、もっと評価されるべきと思っています。
まとめ
今回は、僕が個人的に、将来有望だと思う日本酒2種類を紹介しました。
取扱のある酒屋さんは、全国にありますので、お近くの酒屋を調べてみてください。取り上げた日本酒は、近い将来入手困難になるくらい人気が出ると思います。
是非飲んでみてください。