飛鸞『青天』をレビュー

日本酒

 こんにちは近衛です。桜の時期も終わり、夏が近づいてまいりました。酒蔵からは続々と夏酒がでていますね。そんな夏酒の中から今回は、僕の推しである長崎県の森酒造で製造している飛鸞から『青天』をレビューしていきます。

長崎県オオバエ灯台

 絶景に出会ったことはありますか。景色で思い出される記憶は人それぞれですよね。その記憶を喚起するのに1番手っ取り早いのは写真でしょうか。
 飛鸞『青天』は長崎県平戸市のオオバエ灯台の景色にインスパイアされた日本酒です。絶景の感動をを日本酒に託すなんて素敵じゃないですか。
 ここで長崎県平戸市のオオバエ灯台について少し補足をしておきます。

 オオバエ灯台とは、正式名称は大碆鼻灯台(おおばえはなとうだい)といい、長崎県平戸市の生月北橋にある白い美しい灯台です。
 約80メートルの高さから360度絶景が味わえる長崎県民にとってもマニアックな観光名所のようです。

 写真で拝見した限り、本当に美しい景色で、心が洗われるようでした。

https://www.bing.com/alink/link?url=https://www.city.hirado.nagasaki.jp/&source=serp-local&h=SPwwfQzoY4PUXnaaPeTY7MvZ8d8wvo+D5IRfP12WbQU=&p=lw_lstpt&ig=550255D0CA444D19B903DCF5B9B8262D&ypid=YN5286x8298144346913713276
 そんな景色を彷彿させるような爽やかな夏酒が飛鸞の『青天』であります。

実飲レビュー

 見ためは若干の色づきがありました。
 香りは華やかで、青りんごを思わせる爽やかな香りがしました。やや米の香りも感じます。

 飲むと思ったよりもパワフルです。米の味わいも残りました。完全な夏のすっきりさというか、フルーティでありつつ旨味は残すというタイプに感じられます。
 バナナのような甘味は香りからは感じられなかったものの、舌では感じられました。

 目を閉じてみると確かに灯台の景色が浮かびます。僕の中では遅く起きた朝、予定がなくなってしまってオオバエ灯台に独りぼっちでむかい、そこで美しい海と青い空に言葉がでなくなってしまった。みたいなイメージでした。膨らみすぎですかね。

まとめ

 景色にインスパイアされた日本酒なんて他になかなかないのではないでしょうか。
 旅行はできなくとも、味で感じられる景色はあります。是非ご賞味くださいませ。

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