【日本酒初心者向け】甘い日本酒の見分け方

日本酒

 こんばんは。日本酒大好きな近衛です。

 飲みやすい日本酒お探しですか。でも、日本酒ってどれを飲んでも少し飲みにくいというか、アルコールのきつい香りがするイメージがありますよね。

 有名な銘柄のお酒も色んなラベルがあって、結局どれをとっていいか迷ってしまいます。

 そこで今回は、どの銘柄のお酒でも、甘くて飲みやすい日本酒の選び方を紹介します。

甘い日本酒と、辛い日本酒があるのはなぜ?

 そもそも、日本酒ってなぜあんなにお酒くさいのでしょうか。まずは、日本酒のタイプを大きく2つに分類し、呼ばせてもらいます。

清酒を風味の点から大きく分けると「香りのタイプ」と「旨味のタイプ」とになる。

蔵元オヤジ. 酒のはなし 入門編: 蔵元オヤジのつぶやき (p.24). Kindle 版.

 鳥取県にあります、梅津酒造蔵元の著書で、日本酒を「香りタイプ」と「旨味タイプ」と呼んでおり、これが画期的ですので、私も採用します。

 詳細は別の記事で書く予定でいますが、甘い日本酒を飲みたいのであれば、香りタイプのお酒をお勧めします。

 

香りタイプの日本酒の見つけ方

 香りタイプの日本酒を見つける方法はさまざまありますが、間違いないのは、酒瓶に「生酒」と記載のあるものです。

 生酒とは、加熱処理をしていない日本酒のことで、フルーティな香りがするのが特徴的です。

 生酒とは関係なく、香りタイプのお酒でいえば、新政酒造のNo6や、赤武酒造のSNOWなどが代表的でしょうか。

 もし、スーパーやコンビニではなく、酒屋さんで日本酒を買い求める場合は、香りのいい日本酒を探している旨を伝えてみてください。

ラベルで見分ける甘い日本酒

 ラベルの表記で日本酒の甘さを知る方法として、精米歩合というものがあります。

 精米歩合とは、日本酒の原料となる米をどれほど磨いたかを表す数値です。

 米は、中心にいけばいくほど甘く、外側は雑味が残ります。

 精米歩合70%という表記があった場合、米を30%削り、中心から70%だけ残していますという意味です。一般的に70%は米が残っている方です。

 精米歩合30%ともなると、米の中心部分を残し、他は削られているので、かなり甘いお酒だと推測することができます。

 また、酵母の名前が書いている場合、その数字が1桁でなければ、甘い酵母を使用している可能性が高まります。酵母の話はまた別の機会に。

結論、甘い日本酒はラベルでなんとなくわかる!

 甘くて飲みやすい日本酒は、

  ・精米歩合の数値が低いもの

  ・生酒と書いているもの

  ・酵母の種類が複雑な名前のもの

と覚えておくといいです。

 日本酒のラベルから推測してお酒を買うことができると、日本酒がどんどん好きになってきます。

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